2010年11月10日水曜日

6:資金管理の基本

負けないFXの実践のために欠かすことができないのが

「資金管理術」です。

資金はFXを戦争と想定すれば、自国の保有兵力です。

兵力も管理せずに戦略・戦術は組み立てられません。

そして、ろくな戦略・戦術もなく戦場に立つ者が

どういう末路をたどるかは火を見るより明らかです。



管理方法自体は人によっていろいろな見方がありますが、

筆者はプロスペクト理論の呪縛に掛からないよう、

最小単位から全体を組み立てていく手法をおすすめします。



ここでいう最小単位とは「躊躇せず損切りできる額」です。

その設定額は、よく資金の1%~2%といわれますが、

「そのぐらいであれば立て直しが可能だ」というだけで、

明確な根拠があるわけではありません。



だいたい、1%で設定するとしても、

資金1000万円場合の損切り額10万円

資金10万場合のの損切り額1000円

これがイコールでしょうか? 相当な訓練を積まなければ

たとえ資産が1億円あっても、

10万円の損切りを機械的に処理できるようにはなりません。


資産に対しての1%、という相対的な基準であっても、

それとは別に日常生活上の「お金の絶対的な基準」があり、

それが人間の心理を乱すのです。



お金を冷静に扱うには段階的なトレーニングを積むか、

お金をお金として扱わない図太い精神が必要です。



よく、悪銭身に付かずと言われるように、

ギャンブルで稼いだお金があっというまに無くなったり、

デモトレードでは資金を増やせるのに実践では増えなかったり、

というのは、まさにこの点の認識が甘いのです。


宝くじで1億ドル当たったはいいが、その後の人生が悲惨なほど、

狂ってしまう人と根源的な部分で一緒です。

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