2010年11月10日水曜日

7:絶対損切りライン

少し心理テストをしてみましょう。


「あなたは財布を落としてしまいました。

どこで落としたのか、まるで見当がつきません。

幸いにも身分証やクレジットカードは入れていません。

入っていたのは純粋にお金だけです。

それも全財産入れていたわけではないので、

あなたはすっぱりあきらめることにしました」


さて、ここで質問です。


「その財布にはいくら入ってましたか」


10円、1000円、5000円、10000円…。

いろいろな答えがあると思いますが、仮に

答えをQ円としましょう。



さて、そのQ円が、あなたの「金銭的損」に対しての

許容できる絶対的基準です。つまり、損切りラインです。



損切りラインを資金総額の●%と相対的に設定するのでは、

少額のうちは抵抗がなくとも、額が大きくなるにつれ、

「ここで損切りしなくてもちょっと我慢すれば戻るかも」

などと、心理的なためらいが生まれます。

ためらいや迷いは、プロスペクト理論に否応なく絡め取られ、

含み損をずるずる拡大させる泥沼化への一歩です。



損切りラインQ円は資金がいくらあろうが関係ありません。

お金に対する個々人の「器」あるいは「格」です。結局、

だれしも「器」「格」を偽ることはできません。

自分を知らなければ敵に勝てないと孫子も言ってましたね。

器や格は鍛えていくことができるものなので、

最初は小さくても徐々に大きくしていけば問題ありません。

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