投資の世界ではよく「損小利大」が原則と言われます。
それは仮に「1勝9敗」でも、9回の損は極力小さくして、
1回の勝ちを極大にすればいいという考え方です。
この考え方を否定はしません。
否定はしませんが、実践するのは難儀なことです。
たとえば、資金100万円、含み損1%で損切りとしましょう。
ここで9敗して1勝というパタンを検証してみると、
9回連続で負けて10回目に収益をプラスにするには、
1回の勝ちで約8万6500円を儲ける必要があります。
しかも、これでようやく収支トントンです。
加えて、資金の目減りは保有ロット数減少も意味します。
建玉が少ない上に大きな利を得るには時間が掛かります。
極端ではありますが、上記条件で50万円で1枚とします。
すると最初は2枚ですが、10回目の時、ロットは1枚ですね。
1枚で8万6500円を得るには8円65銭の値動きが必要です。
さて、為替が9円近い動きを見せるのに何ヶ月かかりますか?
1勝9敗が語る真実は、実は9敗することを許してはいません。
「そのぐらいの勝率でも儲け続けられるロジックを持て」
「そのロジックは確実に遂行せよ」
ということです。戦略・戦術の重要性を説いているだけなのです。
2010年11月10日水曜日
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