2010年11月10日水曜日

4:1勝9敗のからくり

投資の世界ではよく「損小利大」が原則と言われます。

それは仮に「1勝9敗」でも、9回の損は極力小さくして、

1回の勝ちを極大にすればいいという考え方です。



この考え方を否定はしません。



否定はしませんが、実践するのは難儀なことです。

たとえば、資金100万円、含み損1%で損切りとしましょう。

ここで9敗して1勝というパタンを検証してみると、

9回連続で負けて10回目に収益をプラスにするには、

1回の勝ちで約8万6500円を儲ける必要があります。



しかも、これでようやく収支トントンです。

加えて、資金の目減りは保有ロット数減少も意味します。

建玉が少ない上に大きな利を得るには時間が掛かります。



極端ではありますが、上記条件で50万円で1枚とします。

すると最初は2枚ですが、10回目の時、ロットは1枚ですね。

1枚で8万6500円を得るには8円65銭の値動きが必要です。

さて、為替が9円近い動きを見せるのに何ヶ月かかりますか?


 
1勝9敗が語る真実は、実は9敗することを許してはいません。

「そのぐらいの勝率でも儲け続けられるロジックを持て」

「そのロジックは確実に遂行せよ」

ということです。戦略・戦術の重要性を説いているだけなのです。

0 コメント:

コメントを投稿