プロスペクト理論で立証されている通り、
人間は膨らみ続ける含み損には目を背ける一方、
含み益に対しては失いたくないと利益確定を先走る傾向があります。
この傾向が「FXの勝者はわずか1%」ととも言われる所以です。
これを克服するのは至難の業です。ですが、逃げてはいられません。
本物のお金の話になると途端にメンタルが弱くなってしまうのが
人間ということであれば、ひとつの手立てとして
「お金の動きは見ない」
という手法も有効です。
業者の取引画面で損益の表示を付箋で隠し、
獲得pipsだけに集中する、
というやり方を取っている方もいます。
賢い選択だと思います。
また、筆者の知人はFXの専業トレーダーですが、
彼はトレード中はまったく損益をみません。
一度、彼のトレード現場を見せてもらったことがありますが、
パソコンのチャートを全画面表示させ、
注文用に取引業者のレート画面だけ小さく表示させているだけ。
損益が分かる部分はどこにもありませんでした。
「お金の動きを見るとルールを守れなくなる」
というのが彼の持論です。
世の中には、たくさんの情報を持つことが勝利への近道と思い、
パソコンやモニタを多数並べて相場と戦っている人が多くいますが、
ことお金に関しては、あえて情報を遮断することで、
うまく立ち回れる例もありそうです。
2010年11月10日水曜日
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