2010年11月10日水曜日

3:テクニカル分析の限界

テクニカル分析は有益な道具ですが、未来を予測することはできません。

ですので、どんな優秀なツールであっても予測が外れてしまうことを

常に想定していなくてはいけません。



むしろ生き延びていくには、予測の精度を上げることに時間を割くよりは、

万一に備えた脱出方法をいくつも用意しておくことの方が大切です。

ところが、テクニカル分析(の楽しさ)にはまってしまうと、

精度を上げることに夢中になって、

「MACDの期間設定は13.5.8がいい」

「移動平均は240日が最強」

「ボリンジャーバンドは14日より21日がいい」などといった


パラメータ調整のドツボにはまってしまう恐れがあります。


こうした調整作業は、究極的には勝率100%を導いてしまいます。

いわゆる「カーブフィッティング」です。


仮にそこまでいかなくても、テクニカルツールのパラメータ調整は

「ダマシ」と呼ばれるノイズとの戦いです。ノイズを除去していけば、

エントリ回数が減ったり、利益幅が小さくなったりします。



逆にノイズ覚悟でエントリを増やせば、損切りが増えたり、一時的にせよ、

莫大な含み損を抱えたりします。つまり、正確さを求めれば汎用性がなくなり

汎用性を求めれば正確さを欠く、このジレンマとの果てしなき戦いです。



そんなジレンマに苦しむよりは、過去を分析するテクニカルには限界があり

万能ツールはないと割り切って相場に臨みましょう。

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