2010年11月10日水曜日

2:テクニカル分析の優位性

テクニカル分析が、有効か無効かという議論がよく交わされますが、

まるで不毛な議論だと思います。


テクニカルの各種ツールは、

すべてが、過去の値動きを記録したチャートに還元されます。

いいかえれば、テクニカル分析は

「チャートから今後の動きを統計と確率で考えてみよう」

というだけのことで、それ以上でもそれ以下でもないからです。



ちょうど、チャートは大学入試の過去問題集みたいなものですね。

過去問題集を(テクニカルのように)分析しておけば、

傾向と対策をつかめて来年の入試にも役立つ、というのと一緒です。

むしろテクニカル分析の優位性はそこにしかありません。



ですから、分析結果を徹底重視して

「ここ5年間は微分積分が出題されていないから微積は捨てる!」

と、ヤマを張るのは構いませんが、本当に出題されないかどうかは

そしてうまくいくか痛い目に遭うかは当日まで分かりません。



相場では、過去のチャート実績に基づき、確率の高い方を選択して

ポジションを建てていきます。とはいえ、あくまで確率ですから、

統計上、100万分の1の確率であっても、その分子の1が、

実際に起きてしまったらどうしようもありません。そこからは、

固執せず、いかに上手く相場から撤退するかに集中しましょう。

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